2026-10-09 / ブログ

独身の日(11月11日)前後は中国の国内物流が混みやすい。10月のうちに済ませたい仕入れの段取り

独身の日の前後は中国の国内物流が混みやすい(ゴールドバッハ株式会社)

11月11日の「独身の日」の前後は、中国の国内の物流が混みやすい時期です。日本向けの仕入れでも、工場から義烏の倉庫までの配送が遅れて、発送が後ろにずれることがあります。年末に売りたい商品がある方は、10月のうちに段取りを決めておくと安心です。

独身の日とは

11月11日は、中国で最大級のネット販売のイベントです。この日に向けて、中国の国内では、注文と荷物が大きく増えます。数日前から荷物が増え始め、イベントの後もしばらく、宅配の混雑が続くことがあります。

日本向けの仕入れで起きやすいこと

混みやすいのは、国際便ではなく、中国の国内の配送です。工場から倉庫への集荷が遅れる、倉庫に着く日が読みにくくなる、といったことが起こりえます。工場の側も、国内向けの注文が増えて、日本向けの出荷が後ろに回ることがあります。

また、イベントの前後は、運送会社の人手や車も足りなくなりがちです。荷物が少ない注文より、箱の数が多い注文のほうが、影響を受けやすくなります。

10月のうちに決めておきたい3つのこと

1つ目は、年末に売る商品の発注を、早めに終えること。国慶節明けは、工場も動き始めたばかりです。休み前の注文が先に流れ、生産に時間がかかることもあります。売れ筋の商品から先に発注し、残りは混雑が落ち着いた頃に入れる、という分け方もあります。

2つ目は、工場から倉庫に届く日を、工場に確かめること。「出荷しました」という連絡だけでなく、運送会社の名前と送り状の番号をもらい、配送の状況を追えるようにしておきます。

3つ目は、検品と梱包の時間を、日程に入れておくこと。荷物が集中する時期は、倉庫に着く日が前後します。検品を急がせると、見落としが出やすくなります。日本での販売開始の日から逆算して、検品にかける日数を最初から日程に入れておきます。

値段の見直しにも気をつける

需要の多い時期は、材料や運送の費用が上がり、工場から値段の見直しを求められることがあります。見積の有効期限と、数量・納期の条件を、発注の前にそろえておきます。強い値下げを頼むと、見えない所で材料や工程が削られることもあるので、値段だけで決めないようにします。

タオタロウ(運営:ゴールドバッハ株式会社)は、義烏の自社倉庫で検品してから日本へ送る中国輸入代行です。義烏の現場には、10年以上働いている社員が多くいます。年末に向けた発注の順番や、工場からの集荷の確認など、仕入れの段取りのご相談もお受けしています。

執筆:和田太郎(タオタロウ代表)