2026-10-06 / ブログ

国慶節明けの中国の工場と物流。10月後半の仕入れで気をつけること

国慶節明けの中国の工場と物流。10月後半の仕入れで気をつけること

中国の国慶節の休みが明けると、工場も物流も、止まっていた分が一度に動き出します。休み明けの1〜2週間は、いつもの納期が通りにくくなることがあります。年末に向けた仕入れを考えている方は、この時期の動き方を知っておくと、慌てずに済みます。

当社の中国の事務所と義烏の倉庫は、10月8日から通常どおり動きます(10月10日の土曜日も営業)。東京の事務所は、休みの間も通常どおり対応しています。

休み明けにすぐ全部が動くとは限らない

工場が「再開」していても、すぐにいつもの速さで作れるとは限りません。休みの間に地元へ帰っていた働き手が戻るまでに、数日から1週間ほどかかることがあります。人が入れ替わることもあり、慣れた人がそろうまでは、生産の速さが落ちることがあります。

そのため、納期は「注文した日」からではなく、工場が実際に作り始める日から数えて確かめるのが安全です。「何日から作り始められますか」と、開始の日を先に聞いておきます。

休みの前に入っていた注文が先に流れる

休みの前に受けていた注文は、休み明けに優先して作られます。休み明けに新しく入れた注文は、その後ろに並ぶことになります。急ぎの注文ほど、休み明けすぐより、少し時間がたってからのほうが早く進む、ということも起こりえます。

物流も、溜まった荷物が一度に動く

休みの間に止まっていた荷物が、明けと同時に一度に動き出します。中国国内の配送も、日本への便も、混みやすい時期です。届くまでの日数は、いつもより余裕を持って見ておきます。

見積の「有効期限」を確かめる

休み明けに、材料の値上がりなどを理由に、値段の見直しの連絡が来ることがあります。休み前にもらった見積がいつまで有効かを確かめ、発注の前に、値段と数量と納期をもう一度そろえておきます。

明けのロットは、検品を厚めに

休み明けに急いで作られたロットや、人が入れ替わった直後のロットは、出来にばらつきが出やすくなります。いつもは抜き取りで済ませている商品でも、明けの最初のロットだけは、検品を厚めにしておくと安心です。

年末に向けた仕入れは、今から逆算する

日本では、11月のセールから年末にかけてが一年でいちばん売れる時期という商品も多くあります。発注、生産、検品、日本への輸送、倉庫への納品までを逆算すると、年末に売りたい商品の発注は、休み明けの今が締め切りに近い時期です。

すべてを一度に頼むより、売れ筋から先に発注し、休み明けの混雑が落ち着いた頃に次を入れる、という分け方もあります。

タオタロウ(運営:ゴールドバッハ株式会社)は、義烏の自社倉庫で検品してから日本へ送る中国輸入代行です。休み明けの工場との納期の確認や、年末に向けた仕入れの段取りのご相談もお受けしています。

執筆:和田太郎(タオタロウ代表)